更新日:2025年8月20日
企業運営において、毎年必ず対応が必要な法定手続きが2つあるのはご存じですか?
「労働保険」と「社会保険」に関するもので、これらは期限を過ぎても 提出が義務付けられています。
放置したままにしていると…
× 助成金申請ができなくなる
× 行政からの指導や是正勧告の対象になる
今回のトピックスでは、こちらの2大手続きの概要をわかりやすくまとめました。
知らなかったでは済まされない重要な手続きですので、この機会に必ず確認しましょう!
年度更新(労働保険)
手続きの目的:前年の給与をもとに、雇用保険・労災保険料を申告・納付する
通知時期:5月頃 ※労働局から「緑」または「青」の封筒が届きます
対象期間:前年4月〜当年3月の給与の総額
提出期限:7月10日(期限後でも提出必須)
― 備考 ―
年度更新は「労働保険の精算と次年度分の概算納付」を一度に行う手続き。
未対応だと雇用保険の適用や助成金申請ができなくなります。
算定基礎届(社会保険)
手続きの目的:社会保険料の標準報酬月額(等級)を見直す
通知時期:6月中旬 ※年金事務所から「茶色」の封筒が届きます
対象期間:4月〜6月の給与
提出期限:7月10日(期限後でも提出必須)
― 備考 ―
未提出の場合、行政が独自に社会保険料を決定し、実態と異なる額が徴収される可能性あり。
その後1年間の保険料に直結するため、正確な届出が重要です。
『さくら労務』では、手続きを丸ごと代行可能!
このようなお悩みはございませんか?
☑ 書類の書き方が分からない
☑ 提出期限が過ぎている
☑ 助成金申請も視野に入れている
「まだ提出していないかも…」と不安な方のご相談もお受けしております。
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企業の信頼は、基本業務の確実な遂行から。
この機会に、手続きの確認と対応をお忘れなく。