─── 理想像を描くことで、採用は変わる
更新日:2025年11月4日
「 いい人が来ない 」と感じる ── 実は “ いい人の定義 ” が曖昧なことが多いです。
まずは、理想の人材像を言葉にしてみる。
採用の精度を高める第一歩は 『 "うちに合う人" を言語化する 』 ことです。
求人票の内容も、面接の質問も、社内の紹介も、すべてがブレなくなります。
理想の人材像を言語化することは、採用だけでなく、育成や評価にも役立つ重要な経営資源です。
🌸抽象的な言葉を、具体的に ” 言語化 ” する
たとえば、“ 素直な人がいい ” と思っていても、それが「 指示に従う人 」なのか「 学び続ける人 」なのかで、求める人物像は全く変わってしまいます。
抽象的な言葉を、具体的な行動や価値観に " 言語化 " することが大切です。
🌸理想像を “ 完璧な人 ” から “ うちの文化に合う人 ” へ
理想の人物像は、完璧な人ではなく “ うちの文化に合う人 ” であるべきです。
スキルよりも ” 価値観や姿勢が合っているかどうか ” それが定着率にもつながります。
🌸「 経営者 」と「 現場 」の両方で考える
経営者だけでなく " 現場の社員と一緒に " 理想像を考えると効果的です。
実際に働く人たちが “ こういう人と働きたい ” と思うポイントには、リアルなヒントが詰まっています。
【 経営者への提案 】まずはここから始めてみよう!
🌱「 うちに合う人 」を3つの行動で表現してみる ⇒ 例:あいさつを欠かさない / 変化に前向き / 報連相が丁寧
🌱 既存社員に「 一緒に働きたい人ってどんな人? 」と聞いてみる ⇒ 現場視点で “ 本当に必要な人材 ” が見える
🌱 過去に定着した人・辞めた人の " 共通点を振り返る " ⇒ 社風との相性を分析するチャンス!
🌱 うちの会社らしさを言語化する " ミニワークショップ " を開く ⇒ 社員同士の価値観共有にもつながる
🌱 求人票や面接で “ 価値観を伝える “ 項目を設ける ⇒ 例:こんな考え方を大切にしています
『 さくら労務 』では、専門家の視点から企業に合った最適な対策をアドバイスいたします。
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